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会社をリードする経営者にとって、実現したいビジョンがあり、手にしたい成果があることと思います。しかし、経営者が考えるイメージ通りに、強く活発に動ける組織は意外と少ないのかもしれません。組織や社員がより力を発揮するためには、組織風土の把握と改善が一つのポイントになると言えるでしょう。

組織風土は、創業者や経営トップ、リーダーの思想や価値観・行動が影響して、時間の経過と共に組織に根付いたものです。組織の日常に表れる様々な現象を変えようとするならば、組織風土を変えることも必要となります。

【組織風土の把握】

組織風土は、ヒアリングや社員アンケートなどの社内活動で分析・把握することが可能です。また、社外の専門家による分析や分析ツールを利用することも有効な手法と言えます。組織風土の分析においては、「タテヨコの比較」を行うことで、より風土の特徴が明らかになります(下表参照)。ヨコの比較とは、部署間、役職階層間、年齢性別間で比較することであり、タテの比較とは、時系列での比較、つまり昨年・一昨年の自組織と比較することを指します。このように、組織風土は立体的に把握することが重要です。

分類把握する項目
風土厚生面評価と処遇(賃金)の満足度、福利厚生の満足度、休日休暇の問題、福利厚生の充実度など
人間関係面チームワーク、職場の雰囲気や活気、コミュニケーション、管理者(上司)のマネジメント能力、離職傾向、職場人員の充足度など
職務遂行面社員の業務遂行意識、顧客満足意識、目標達成状況など
会社評価組織への帰属意識(勤務継続希望)、将来性や成長性への期待感、組織改善の必要性など
組織構造面仕事の役割分担の満足度、理念や方針の明確さと浸透度、他部門との連携など

【組織風土の改善】

自社の組織風土と、その影響で表面化していると思われるマイナスの現象を掴めれば、具体的な改善に取り組むことができます。しかしながら、表面化している現象のみに注目し一時的な改善を行っても、いずれ同じ問題が表れてしまうことがあります。よって、その場の一時的な対処と共に「根本的な治療」、つまり組織風土の改善が重要となる点に留意すべきと言えます。

組織風土は、時間の経過と共に根付いたものですが、様々な取り組みによってより好ましく変化させることができます。ぜひ、自社の組織や社員が、力量を存分に発揮できる組織風土を目指して、改善に取り組みたいものです。

 

 

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