東京都台東区の税理士事務所

「みらいサポート会計事務所」です。

「創業融資」「法人成りタイミング・会社設立」「最適役員報酬」「手残り資金最大化」は、

みらいサポート会計事務所へおまかせください!

 

 

 

事業デューデリジェンス(以下DD)の目的の一つは、M&Aにおける買収先企業の経営実態を把握し、事業の将来性を見極めることです。そのためには、現在の価値を創り出している仕組みや、将来生み出す価値を調査し、分析することが必要です。

図表を用いて買収先企業の調査・分析の流れを説明します。

「現在までに生み出した価値(Ⅰ)」は、「現在までの価値を生む仕組み(Ⅱ)」があって達成できたものです。どのような収益モデル、コスト構造なのか、バリューチェーンのどこが強みなのか、カギとなる経営資源は何か、顧客にどんな価値を提供してきたかなどの経営実態を調査・分析します。
さらに「現在までの価値を生む仕組み(Ⅱ)」が、M&A後どのように変化し、「将来価値を生む仕組み(Ⅲ)」となっていくかを考察し、「将来生み出す価値(Ⅳ)」がどれほどになるのかを分析します。

一方、財務DDは、買収先企業の財務についてその状況、簿外債務などのリスク、課題を調査します。調査をふまえて、投資決定の判断資料並びに買収価格のベースとなる企業価値を算出します。
ここで注意が必要となるのは、財務諸表は過去の数字であり、将来生み出す企業価値は、過去の数字だけでは導き出せないということです。事業DDでは、財務DDの結果をもとに、なぜ収益をあげることができているのか、あるいは、なぜ収益をあげることができていないのかを分析し、その仕組みが今後どのように業績につながるのかを検討します。

M&Aは、事業の将来性を買うものであり、買収先企業の経営実態を把握し、事業の将来性を見極める事業DDが不可欠といえるのではないでしょうか。

 

 

「みらいサポート会計事務所」のお客様へは「顧問先様専用マイページ」を無料でご提供させていただいております。

経営に役立つ最新情報を、随時、わかりやすくご提供解説しております。

いつでも、どこでも、スマホからもワンクリック!

情報で経営を盤石に!