【経営】コロナ禍における経営環境
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「コロナショック」により、日常生活は一変してしまいました。企業経営においても、非常に広範かつ深刻な影響が出ています。
業種業態により影響の度合いは異なるものの、多くの企業で、売上高減少を伴う資金繰り悪化が、重要な課題となってきています。ここでは詳細は割愛しますが、中小企業庁のホームページに資金繰り支援策等の最新情報が載っています。一度自社で利用できる制度がないかどうか確認して頂くと良いでしょう。資金繰りに不安のある企業は、まずは必要な融資を受け、会社を落ち着かせることが先決です。当面の資金繰りに余裕ができれば、経営者も冷静に会社の将来を考えることができるようになります。
さて、新型コロナウイルスの収束は見通せず、かなりの長期戦を想定する必要が出ています。そして「アフターコロナ」という言葉も耳にするようになりました。コロナ収束後は、経営環境が大きく変わってしまうと言われています。
身近な例では、テレワークの浸透です。コロナ収束後もテレワークを採用する会社は一部に限られるかもしれませんが、今回を機に広がった「Web会議」は継続活用されていくことが考えられます。「Web会議」が一般的になることで、これまで直接会うことが必要とされていた多くのことが「Web会議」に代替されていくかもしれません。商談においては、
①移動時間がなくなる
②日程調整が容易となる
③遠隔地との面談が容易となる
等によりビジネスのスピードが速くなります。また、雇用においても、募集要項に「テレワーク可」という項目が追加され、「遠隔地採用+テレワーク」といった採用を行う企業が増えるかもしれません。
いずれにしても、今後起こる経営環境の変化に、より上手く対応できる企業が、早期に立ち直り再び成長軌道を描くことができるようになるでしょう。下表は「PEST分析」と言い、「政治」「経済」「社会」「技術」といったマクロな視点で外部環境を整理するフレームワークです。
項目(PEST) | 例 |
政治的環境 (Political) | ・米中間の貿易摩擦、Brexit ・働き方改革関連法 ・新型コロナウイルス緊急経済対策 |
経済的環境 (Economic) | ・株価、金利、為替、景気の変動 ・原油価格の変動 ・東京オリンピックの延期 |
社会的環境 (Sociological) | ・人口動態(少子高齢化) ・ESG、SDGs ・DX(デジタルトランスフォーメーション) |
技術的環境 (Technological) | ・5G(第5世代移動通信システム) ・AIの実用化 ・電気自動車、自動運転 |
現時点では「アフターコロナ」の予測は容易ではありませんが、一度自社について影響のあることを考えてみてください。目の前のことしか見えなくなりがちな状況下ですが、希望をもって前に進むためにも、大きな視点から経営を見て、今すべきことを考えられると良いでしょう。
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